白ホリドットコムとは?

国内初の「R構造のある白ホリスタジオ」に特化した撮影スタジオ比較サイトです。
掲載スタジオを白ホリスタジオに限定しているだけではなく、白ホリのサイズ・R構造の設置箇所・レンタル機材の取扱いメーカーなどの白ホリスタジオを探しているユーザーニーズの高いさまざまな絞込条件を実装しております。
それにより、制作会社やクリエイターの方々が、条件にあった白ホリスタジオを簡単に見つけられるようになっています。

ホリゾントスタジオとは?

ホリゾントスタジオとは、壁面と床面が同じ色で塗装されていて、つなぎ目が目立ちにくいスタジオをいいます。
語源は、ドイツ語の Horizont(地平線)に由来しています。
さらに、つなぎ目がゆるやかな曲面でつながったホリゾントをRホリゾントといい、境目の影がより目立ちにくいようになっています。ホリゾントスタジオといわれる場合には、Rホリゾントのことを指しているのが一般的です。

ホリゾントの種類

Rホリゾント

Rホリゾントとは、壁面と床面が緩やかな曲面でつながっている構造をいいます。Rは、Radius(半径)のことで、小型スタジオだと半径300mm程度から、大型スタジオであれば半径1000mmを超えるようなゆるやかな曲面に施工されているケースもあります。
このRホリゾントも、R構造の箇所や数により、いくつものパターンにわけることができます。

最もシンプルなものが、1面Rホリゾントです。
1面Rホリゾントは、正面の壁面と床面のつなぎ目が曲面施工されています。

次に2面Rホリゾントと3面Rホリゾントです。
これらは、正面以外にも、左右の壁面と正面の壁面のつなぎ目を曲面施工しています。左右どちらかのみを曲面にしているものが2面R、左右両方を曲面にしているものが3面Rとなります。

そして、最後のタイプが天地Rホリゾントです。
これは、正面の壁面と床面のほか、天井面のつなぎ目も曲面施工しています。正面壁の高さが2.5m程度しかないような天井高の低い物件のスタジオで導入されているケースがあります。

スタジオによって、この組み合わせパターンや表記方法はさまざまななので、平面図などを確認してどの箇所がR構造なのかは、ホームページなどで確認ができます。

直角ホリゾント

Rホリゾントに対するホリゾント構造となるのが、直角ホリゾントです。
壁面と床面が直角になっている、一般的な構造です。壁面と床面を同色塗装で仕上げるので、つなぎ目は目立ちにくくはなりますが、R構造とは全くの別物です。
直角ホリゾントは、被写体が壁ギリギリの位置にも立つことが出来まるのが、メリットのひとつです。壁ギリギリにたつことで再現できるようなライティングもたくさんあります。

専用塗料で塗装されています

白ホリスタジオに使われている塗料は、多くの場合で、完全つや消しで白色度が高いスタジオ専用塗料が利用されています。

定期的な塗り直しのメンテナンスが必要になることからも、ローラーをつかった塗り作業性にも優れており、肌触りの美しい均一な塗面が得られるよう開発されています。メンテナンスの度に、何度も何度も塗り重ねていきますので、一般的なペンキに比べて非常に割れにくいというところも特徴です。

白ホリドットコムがおすすめするスタジオ専用ペンキは、関西ペイントの「カンペSW20」という製品です。信頼性が高く、上質な塗面を得られます。

白ホリの価格相場と市場分析

レンタル価格相場は 1平米あたり150円/1時間

弊社の調査結果によると、白ホリスタジオのレンタル価格の相場は、1平米あたり150円/1時間 でした。50平米のスタジオの場合だと、7,500円/1時間 が相場ということになります。

この価格は全国200を超えるスタジオの平均値となっており、価格相場は地価と連動しています。
ハウススタジオは、立地のほか、コンセプトや内装のクオリティなど、価格決定に至るまでの変数が多いのですが、それに比べると、白ホリスタジオは、シンプルゆえに立地と白ホリサイズが価格決定に大きな影響を及ぼします。

白ホリスタジオの立地分布は東京一極集中

調査対象とした全国241の白ホリスタジオは、東京を中心とした首都圏に一極集中しており、全体の約71%(171スタジオ)が東京都内にあります。次いで、神奈川県で約13%(31スタジオ)をしめるので、東京と神奈川の2都県のみで、全体の約84%を占めています。

首都圏以外では、大阪・愛知・福岡周辺にかたまっています。

インデックス数と検索ボリューム

Google検索で「白ホリスタジオ」と検索した場合の検索結果数は、約750,000件です。
同様に「ハウススタジオ」の場合、約68,700,000件となりますので、白ホリスタジオとハウススタジオとは約91倍も検索結果数には差があります。

それでは続いて、検索ボリュームにどれくらいの差があるのかも調べてみたいと思います。

撮影スタジオの設備について

大型のスタジオになると、天井高が5m以上のスタジオもたくさんあります。
そういった天井高の高いスタジオには、

白ホリのライティング

白ホリ利用時の注意点

白ホリスペースは、大変汚れやすいので、利用するときには十分注意が必要です。

なぜ汚れやすいかというと、白いから汚れが目立つということももちろんあるのですが、白ホリの塗装に特殊なペンキが使われているということが考えられます。

一般的なペンキは、艶ありタイプのペンキが多く、多少の汚れであれば水拭きなどをおこなうことで綺麗になります。しかし、白ホリ用ペンキは、艶なしタイプになっており、艶がない分、ざらついた感じのマット調に仕上がります。そうすると、靴やズボンなどの着衣物とのあいだで摩擦が発生しやすく、擦れた場合に、靴裏の汚れやジーンズの染色などが、塗装についてしまうのです。

靴裏の汚れを綺麗に拭き取ったうえで、養生テープを裏面に貼って、床が汚れないような対策をおこなうことが大切になります。また、靴だけではなく、ジーンズの染色も、よくある汚れのひとつです。

汚れやすいことと並んで注意が必要なことは、R構造部分の取り扱いです。

R構造は、スタジオにより施工方法は異なります。
コンクリート施工されてるケースもまれにありますが、多くが木工施工をおこなっています。木工施工の場合、曲面の内部は空洞になっていることが多く、誤って曲面上を踏んでしまったり乗ってしまったりすると、最悪の場合、曲面破損につながります。
破損させてしまうと、高額な損害賠償金を請求される可能性もありますので、十分に注意してください。